2019年05月21日
30キロ、50キロ、100キロハイク
写真は、20キロハイク中。サシグサを跳んで種がつかないかゲーム。
20キロ歩いて…次の日…肌がツヤツヤで…日頃の運動不足を感じました。
腎臓弱い家系なのでいつもむくんでますが、それもすっかり解消!
本当は、毎日このくらいの汗かかないとですね。
子どもの頃1年間の自然体験プログラムに参加していました。
6年生で30キロ。中学生は50キロ。
ここのキャンプカウンセラー(キャンプリーダー)は国際自然大学校NOTSの方…NOTSを立ち上げた桜井義維英先生がヘッドカウンセラーという恵まれた環境でした。
自分達の為にこんなにも熱く怒られたり、泣いてくれたりなかったので学校の先生達より深い人生の恩人になっています。
30キロハイクは、それなりに過酷で『寝ない』で歩きます。
山歩きもしているので、負けず嫌い子どもは到着すると9階の役所の階段をダッシュでかけ登り、お母さん達の差し入れの味噌汁やおにぎり食べて寝ます。(雑魚寝)
その位、子どもって元気です!
これが、1年の感想でもキャンプについであがる人気プログラムでした。
九段下から新宿の往復です。
私は、合気道の電車賃60円をうかしてアイスを買うためにこの後良く歩くようになりました。
片道10キロ=60円。
子どもは、時間がたくさんあるので。
ある日、友達におごってと言われ「ヒェー!」と思いました。
お金の価値観も生まれますね。
キャンプの友達はみんなこんな事やってました。
中学生の50キロは…次の日軽い筋肉痛でしたが、1年目の(6年生)衝撃に比べたら大した事ない記憶です。
20歳から参加出来るNOTSの100キロハイク。
これは、私にはかなり過酷でした。
左膝が痛い状態で痛み止めをかなり過剰摂取して歩いたので過呼吸にもなりました。
ハンデがあっても負けたくない。長所にも欠点にもなるこの性格が100キロを通してよく分かったので。
100キロの事は人生でよく振り返ります。
足の爪全部剥がれました。
神経しんで痛くはないのですが…。
自分の体を酷使する性格…だいたい人生の失敗がこの2つなので『100キロで学んだはずなのにまたやった!』
と、100キロハイクは私にとって人生の縮図でした。
プロ登山家の竹内洋岳さんは、子どもの時に同じプログラムに参加していたので100キロハイクの時も応援に来てくれました。
(100キロハイクは、歩いた人が次年度サポートするのが恒例)
他の人から大幅に遅れをとった私について歩いてくれて「100キロ歩いたら、災害やなんかが起こっても『自分は100キロは逃げれる!』から大丈夫って思えるよ。」と、いつもの癒し系ののほほんな話し方で話してくれて凄い印象に残っています。
「100キロって、東京から甲府(山梨県)位…県またいだらさ、災害で地域メタメタでも、山梨は意外と大丈夫だったりするよ~。」
自分の身一つあれば災害などの状況も違う状況に持っていかれるのは私には衝撃的な話だったので印象に残っています。
8000m14座達成…普通の人が出来ない事を達成した竹内さんは頭の中での思考も飛び抜けてました。
100キロ歩いていた私は、『応援するな!これ以上頑張れるか!』と心の中で毒づいていたので(笑)
人の話しが頭に入らない状態だったのに今でも良く覚えています。
今でも安易な応援がキライ(笑)
50代の毎年この為にトレーニング積んで参加する方もいて…年齢ではないとそこでも学びます。
ちなみにそらいろえんによく来てくれるキクちゃんは2回、100キロ歩いています。
理由が『忘れちゃって…』だから凄い!
カリ君のお父さんも100キロ歩いていて、カリ君の情報だと『3日歩く。途中で道路に寝る。』そうです。
3日って…長引くと違う葛藤がありそうです。
一緒に参加した日体大の人が「走る方が楽」って、言ってました。
20キロチャレンジ。小学生!感想お願いします。
Posted by sorara at 06:08│Comments(0)
│soraraのつれづれ保育